【渡米の不安を解消】駐在・留学・帯同へ前向きになる!アメリカ生活の良いところ5選

アメリカ生活へのイメージ、皆さんどんな感じですか?

渡米が決まり周りにそのことを話すと、

「海外で暮らせるなんて羨ましい!」
「英語漬けの毎日なんて、きっと帰る頃にはペラペラになるね」
「子供の教育にも良さそう」
「いいな〜代わってほしい!」

という事を言われたりしませんか?

実際私も渡米が決まった際、多くの方にそのような事を言われました。
社交辞令であったり、励まそうと言ってくれた方ばかりだと思いますが、当時の私は、

えむ

そう思うのなら代わってほしい…

とネガティブなことばかり考え、渡米の日が近づくにつれて、

えむ

本当に行きたくない…言葉も文化も違う国でやっていける気がしない…

とどんどん憂鬱になっていきました。

正直渡米に対する楽しみは1ミリもなく、不安と恐怖のようなものでいっぱいでした。

しかしいざアメリカ生活が始まってみると、大変なことももちろん多いですが、意外とこっちの方がラクかも?と思うようなこともたくさん出てきました。

自分語りが長くなりましたが、私のように駐在や留学、帯同等で渡米が決まっても、なかなか前向きになることができない、むしろ不安が強いという方もいらっしゃると思います。

そのような方が少しでも前向きになることができるかもしれない、アメリカ生活の良いところをご紹介します。

ご参考になさってください!

私たち家族が滞在したのはカリフォルニア州とジョージア州です。アメリカは州や地域によって習慣なども異なります。他の州では少し違う!ということも記載しているかもしれませんが、ご了承ください。

目次

渡米した時の状況

飛行機の画像

はじめに、私が渡米した時の状況を少しだけ書かせていただきます。(ご興味ない方は読み飛ばしてくださいね)

当時私は上が2歳、下が0歳(7ヵ月)の2人の未就園児を子育て中で、日本での生活ですら全く余裕がありませんでした。

おまけに私自身は英語スキルゼロ、日本で外国人観光客の方に話しかけられても「すみません!」と日本語で返し瞬時に立ち去る事ばかりするなど、外国の方に対する苦手意識もとても強かったです。

海外旅行は数回経験ありましたが、アメリカは行ったことがない国で、留学経験等もなく海外での生活は初めてのことでした。

そんな私が冒頭でも書かせていただいたように「アメリカの方がラクかも?」というのを、割とすぐに感じることができた理由を今回記載しています。

(アメリカにかぶれたわけではありません、今でも私の中では日本が住みやすさ圧倒的No.1です!)

同じように渡米に対して不安に思っている方の一助になればと思います。

良いところ①家事がラク♪

洗濯のイメージ画像

まず1番はじめに感じたことですが、家事がとてもラクになった!ということです。どんなラクな部分があるのかまとめてみました。

洗濯物は外に干さず乾燥機が基本

アメリカでは洗濯物は外には干さず、乾燥機にかけて乾かすのが基本です。

そのため、各部屋の洗濯機設置スペースの隣には乾燥機を置くスペースがあります。(日本のドラム式洗濯機のように一体型でなく分かれていることが多いようでした)

容量もすごく大きくて、2日分くらいなら一気にまわせるという印象です。

バルコニーも物干し竿をかける場所はもちろんなく、広めなこともありみなさんお洒落なソファーやランタン、観葉植物など置かれて素敵な寛ぎスペースを作られていることが多かったです。

我が家では子供たちの砂場や小さいプールを置いて遊び場にしたり、プランターで野菜を育てていたりしました。

洗濯物を干さないってすごいラクだな、そして意外となんとかなるものだな…と思うと同時に、結構バルコニーって自由に使えるなと驚きました。

食器洗いは食洗機が基本

私たちはアメリカ生活の途中一度引っ越しをし、色んな物件を見たり、色んな方のお家にもお邪魔しましたが、ほとんどの物件で備え付けの食洗機がありました

ちなみに個人で留学という形で渡米したので、できる限り費用を抑えたく借りたアパートも特に高めの物件というわけではなかったです。
駐在の方はもっといい物件にも住んでらっしゃる方が多かったのでほぼビルドインの食洗機があると思います。

また私は100円ショップが好きで、アメリカでも「1 dollar tree」という店舗内のほとんどのものが1ドルで購入できるお店を好んで使っていましたが、そんな安めのお店でも食器などは食洗機可能のものばかりで、すごく浸透しているんだなあという印象でした。

食器洗いって日々の家事の中でも割と時間と労力を取られる作業だと私は思っています。その部分が完全自動化になるのはとてもラクになります!

家が広いので余裕を持って収納できる

アメリカは言わずもがな土地がとても広い!!ので必然的に建物も広い!家も広い!です。(※ニューヨークなどの都会では違いそうです。)

上記したように我が家は費用を抑えての渡米でしたが、住んだお家2つともとっても広いお家でした。

部屋が広いと収納スペースもたくさん取れますし、ウォークインクローゼットも標準装備のお部屋が多く、日本の丸一部屋分くらいのスペースはどの家でもとれるんではないかなと思います。

収納がたくさんできると片付けもラクになります。

また駐在や留学での渡米だと日本から持っていく荷物、現地で揃える家具なども一時的ということで少なくなることが多いです。

そのあたりも収納や片付けの手間を減らし、家事をラクにしてくれる一助になると思います。

(たとえ全て持ってきたとしても日本よりは余裕を持って収納できることが多いと思うのでご安心を!)

良いところ②料理がラク♪

料理のイメージ画像

料理も家事の1つですが、より細かくご紹介したかったので別でまとめてみました。

皮むき済、洗い済、あとは食べるだけという野菜たくさん

タイトルの通りですがアメリカでは皮むき済、洗い済、あとは食べるだけの状態の野菜がたくさん売っています

例えば人参やベビーほうれん草など、調理にも使いやすいものが普通のスーパーで容量も多めにお値段も手頃に売られています。

皮むきとかの下処理って結構手間なのでかなり負担が減ると思います。

またこれらを活用すると包丁なしでも結構色々な料理が出来てしまいます!

パーティーなどの文化が根付いていることが影響しているのかなと思いますが、ほんとうにありがたいことでした!

キッチンが広い

家事がラクのところにも書きましたが部屋が広い=キッチンも広いです。

そうすると調理するスペース、収納するスペースも広く取れるので料理がラクになります。

料理を効率化する調理器具などもたくさん置くことができるので、色々な料理に挑戦できる反面、料理はラクできるという素敵なことが起こります!

大きなオーブンが便利

海外ドラマなどを見ていて料理のシーンによく出てくるビルドインの大きいオーブン、あれがアメリカではどの家庭でもついています。

このオーブンを使うと、七面鳥を丸ごと焼いたりもできます。(実際アメリカではサンクスギビングという11月の祝日で七面鳥の丸焼きを食べるという文化があります!)

そこまで大規模なことをしなくても、日々の揚げ物の揚げる作業をオーブンに変えてみたり、魚やお肉などを少し味付けして周りに野菜を適当に並べてオーブンで焼けば、手間も少なくラクなのに、立派なメイン料理として食卓に出せます!

お菓子作りやパン作りにも使えるので、簡単なのに色んな料理ができる、バリエーションが増えて料理のモチベーションもアップします!

いいところ③子育て家族に優しく子育てしやすい!

家族のイメージ画像

言葉も文化も違う国での子育て、とても不安ですよね。

当時の私も6ヶ月と2歳の子供2人の子を連れての渡米で、子供たちをしっかり育てられるのかというのが1番の心配事だったことを覚えています。

そんな私がアメリカでの子育てっていいな、日本より余裕が生まれたなと思えたのでその理由を以下にまとめてみました!

どこでもみんなキッズフレンドリー!

日本にいた頃、そして帰国してからも、これは私の性格的なものも関係している気がしますが、子供たちとどこかへ出かける時はいつも「人に迷惑をかけない・悪目立ちしないように・何かあった時はすぐ謝りなるべくその場から離れる」などを意識しています。

そうしたこともあって日本では子育てをしていると「すみません」という言葉を言う機会がすごく多いです

それがアメリカで子育てしていた時は、もちろん同じことを意識はしていましたが「すみません」と言う機会はすごく減っていました。

例えばレストランやバスなどで子供が泣いた時、日本ではひたすら謝り、あやし、お菓子などで誤魔化して、なるべく早くその場を離れられるように努めます。

ですがアメリカでは私があやすより先に、誰かがあやしてくれて子供はびっくりして泣き止む、その後笑顔になるということが本当にたくさんありました。

また道を歩いていたりお店にいるときも老若男女みんなが「So cute!」などの言葉で気軽に話しかけてくれます。

その結果「すみません」(Sorry.)よりも「ありがとう」(Thank you.)を言う機会の方がとても多かったです。

それが子育てで疲弊していた当時の私にはとてもありがたいことでした。
物理的と言うよりも精神的にとてもラクになるなと思います。

どこにでもベンチ、ゴミ箱がある

アメリカでは公園やお店、観光地などどこに行ってもベンチやゴミ箱があります。

子供を連れているとすぐに疲れたーと言って座り込んだり、お菓子などを食べたりでゴミが出ることも多いです。そんな時にこれらの設備が充実していると心強いですよね。

日本では公園にベンチはあっても数が少なくて先客がいることも多いですし、ゴミ箱はほとんどの場所で置いていません。

なのでベンチやゴミ箱がたくさんあることはとてもありがたいことだとアメリカに滞在してすごく感じました。(荷物多めでも休んだりできる、使ったものは捨てれば減らせるなど)

それを維持するために専任のケアする人も必要ですし、その他にも色々と事情があってなかなか叶うことではないと思いますが、日本でももう少し増えてくれたらいいなと思います。

公園も広々。日本ではできない遊びができる!

アメリカの公園はとにかく一つ一つがとても広いです。

もちろん日本の公園のような遊具が充実した少し小さめの公園もありますが(それでも都内の公園ではかなり広い方に入りそう)、基本的にその辺の公園でバーベキューができる、パーティーができる、思いっきり走り回ったり、ピクニックなども余裕をもってできます。

日本では禁止されてるところも多いですが、広々とボール遊び、凧上げなども楽しめ、公園それぞれに水辺があったり緑が充実していたりの特色もあります。

他の人たちとの距離を気にせず思いっきり遊べる場所ってなかなかないですよね。アメリカでは近所で簡単にその願いが叶うので子育てするのにいい環境だなって思います。

良いところ④全てのスケールが大きい!

グランドキャニオンのイメージ画像

ご存知の通りアメリカは土地がとても広いです。
ということでスケールが大きい!というのは旅行に限らず、日常的に感じることでした。

スケールが大きいことって結構ストレスを軽減することにつながります。

以下で具体的に見てみましょう!

国立公園で大自然を感じることができる

アメリカにいた頃はよく国立公園を巡って旅行をしていたんですが、初めて訪れた時には「こんなに広い世界があるんだ」と本当に感激しました。

グランドキャニオンをはじめ、ヨセミテ、ブライスキャニオン、デスバレーなど他にも色々な国立公園に行きましたが、想像を超える圧倒的な自然の凄さに大げさじゃなく人生観・世界観が変わりました。

なんだか心が洗われるというか自分の抱えてる悩みなんか本当に小さいことなんだな、と感じることができたことはアメリカ生活の中で大きなことでした。

感じ方は人それぞれだと思いますが、日本ではできない経験、見ることができない景色を見ることができるのは確実です。

写真では伝えきれないのでぜひ現地に行って体感してみてください。またそのチャンスがあるということを前向きに捉えてもらえると尚よしです!

イベントの規模が大きく、年齢問わず楽しめる

日本でもお祭りや花火大会など盛り上がる行事やイベントはたくさんありますが、アメリカのイベントは土地の広さもあってか、規模感がすごく大きいなと感じるものが多かったです。

例えばクリスマスシーズンになると、自家用車の上に本物のもみの木を載せて運び、それぞれの家ではイルミネーションや装飾がたくさん、当日が近づくとサンタに会いに行く電車が走ったり、大規模なクリスマスイベントが行われます。

日本でも色々なイベントがありますが、やっぱり会場を広く取れないこともあってもはや混雑にまぎれに行ってることにもなりかねないですが、アメリカはやっぱり広々としているので混んでると言っても日本ほどではありません。

また国民性もありそうですが結構お歳を召した方でもそういうイベントを楽しむ風潮があります。

もちろん子供や若者・家族連れもたくさんで年齢問わず、みんなでその時・その場所を楽しんでる!!という感じがしてとても楽しかったです。

基本ショッピングモールでお買い物。売り場も広々!

お買い物も土地を生かして広々と場所を確保しており、基本的にスーパーの隣に1ドルショップや美容院、レストランや他の様々なお店が並んでいるような、いわゆるショッピングモール形式のお店ばかりでした。

スーパーなどもお店の広さ自体がとても大きいですが、基本一階建てで、ベビーカーやショッピングカートを押しながら、広々とショッピングができます。

実は滞在中新型コロナウイルスが流行し、ソーシャルディスタンスのことがよく言われるようになった時もありましたが、この点もアメリカのお店では気にせずとも距離が取れるような状態だったのも良かったです。

またターゲットやウォルマートなどの大規模チェーン店ではセルフレジも浸透しているので言語も気にせず買うことができるのも気が楽でした♪

いいところ⑤いい意味で、人目を気にしなくていい

多様性のイメージ画像

アメリカと言えば自由の国!

そのイメージの通り日本より人目を気にすることなく、かなり自由に生活することができます。

どんないんしょうだったのか以下にまとめてみました。

色々な国の方がいるので多様性に寛容

学生の頃授業でアメリカのことを「人種のサラダボウル」という表現で習ったのを覚えていますが、まさにこの通りの国です。

大学や観光地だけでなく、普段使っているスーパーや公園にも色々な国の方がいて、日々色んな言語が飛び交っていました。

そのおかげかアメリカの方は多様性にとても寛容な印象を受けました。

日本では私が田舎に住んでいたせいもあるかもしれませんが、やっぱり見た目が違ったりルーツが違う人に対しては、少し壁のようなものを作ってしまう人が多いと思います。

外国の方に話しかけられて逃げるように去っていた過去の私なんてまさにそれですよね。

アメリカでは(これも地域差はある気もしますが)困っていたら話しかけてくれる方も多く、言葉が通じないとわかるとジェスチャーなどを駆使して伝えようとしてくれる方もたくさんいました。

また服装なども本当に様々で、特に感じたのは年齢気にせずに思い思いのファッションを楽しんでいるという事です。

お年寄りの方もビーチではビキニを着ているのは当たり前ですし、街ではノースリーブ、ミニスカートなど。

年相応という言葉がありますが、あまり人目を気にしすぎて我慢したり無理したりするより楽しめていいなと思います。

翻訳機の使用にも抵抗なし

実は渡米にあたってどうしても言語に自信がなく翻訳機も持ち込んでいたんですが、そちらを使用することにも寛容でした。

私が使っていたものはGoogle翻訳、ポケトーク、筆談などです。いずれも皆さん嫌な顔せずに受け入れてもらえました。

もちろん流暢に会話のキャッチボールとなると難しいですが、絶対に伝えなければならないことがあった時にとてもありがたかったです。

本当に誰もみていないので、人目を気にせず過ごせる

多様性に寛容ということを上記しましたが、そういう文化もあってか本当に誰も見ていない、人目を気にする必要がないというのは常々感じていました。

個人的な感覚かもしれませんが、日本は人目というとどこか監視されてるような、そんな風に感じることも多いです。

アメリカでは子供には温かな視線、大人のことは誰もほぼ見てない、それぞれの自由!という感覚だったのが印象的でした。

いい意味で人目を気にせずに暮らせるのはとても過ごしやすくて良かったです。

まとめ

今回、未就学児2人を連れてアメリカに2年滞在した私(英語スキルゼロ、海外の人に苦手意識がかなりありました)の体験を元に、アメリカ生活の良いところを挙げてみました。

まとめると

  • 広々とした家に住めて家事や片付けがラクになる。
  • キッズフレンドリーな雰囲気で家族や子供連れで過ごしやすい。
  • 土地が広いおかげで全てのスケールが大きいので旅行もイベントも買い物も思いきり楽しむことができる。
  • 人目を気にすることなく伸び伸びと過ごすことができる。
  • 言語が不安でも翻訳機の使用もできるので意外となんとかなる。

アメリカ生活にはこのようないい部分があります!

実際私も冒頭のように、行く前はとても不安や抵抗感の方が大きかったのですが、アメリカでの生活は結構過ごしやすく、楽しく、何より子育てしやすかったなと思っています。

もちろん大変なこと、しんどかったこともありますが、全体を通していい経験だったなという気持ちです。

もちろん一人一人条件もスキルも違うので全員に当てはまるかはわかりません。

ですが、この記事を参考にしていただき、ぜひこの先の駐在・留学・帯同生活を前向きにそして楽しんで過ごしていただければと思います。

この記事で渡米への不安が少しでも解消されますように。

えむ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代薬剤師。現在は個性豊かな3人の子(1,4,6歳)を育てながらこのブログを運営しています。旅行、甘味が好き。母子共に絵本も好きで図書館の隣に居住。月200冊以上読んでます♪ 毎日子どもたちと楽しく笑顔で過ごすことを目標に、日々奮闘中です!

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